「東京エレクトロンホール宮城」
というややこしい名前の立派なホールで
一年かけて仕上げた成果を
頂いた名前と共に、皆さんにお披露目することができました。
思う様にいかず悔しい部分も多々ありますが、本番は一度きり。
「腹をくくる」という貴重な経験をさせていただいたことに感謝!
お足元の悪い中、
応援に駆けつけてくださった皆々様に
心より御礼申し上げます。
楽器を持たないで舞台に立つ。
そんな可笑しな状況にある不思議。
この物凄く重いお花を担いで
花道から登場するのだ。
この白塗りの人が。笑
全部で約15分の四幕とチョットの演目。
衣裳は相当の重さになるのだけれど、
前日のリハーサルが初めてのフル装備だったもんで
想像を遥かに超えた全ての重みにより、
一回のリハで全身が筋肉痛に。笑
舞台裏の通路をヨボヨボ移動していると、
「中身は婆さんだなぁ」と
何かの職人さんに笑顔で呟かれた。
やっぱり。
一幕毎に着物が変わる。
「後見さん」という舞台上に居ながらに
居ないふりをして役者を補佐する人たちが
凄技で早着替えをさせてくれる。
と同時に 何かしら言葉をかけていただいた。
有難かったな。
後見さんの他、
鬘(かつら)師さん、衣裳の着付師さん、
お化粧の顔師さん、大道具さん、
舞台、音響、照明、等等
たくさんの方々のお陰で舞台は作られる。
誇りを持ってお仕事されている姿勢が
皆さん 本当にカッコイイ。
私の お師匠さん(向って右)
一緒にお披露目をした新師範の先生(左)
母親の花嫁写真に似過ぎの私(中央)
「白塗り三姉妹」
この白塗りが舞台上では結構重要で、
薄化粧では衣裳や舞台装置に負けてしまう。
年齢 性別の隔て無く演じることが可能なのだ。
よく考えられた芸術だなぁと思う。
勇敢にも舞台袖にご挨拶に来てくださった皆さん、
至近距離での白塗りで大変驚いたことでしょう!
その他 会場に足を運んでくださった皆さん、
本衣裳の為、表までご挨拶に伺えず申し訳無かったです。。
(つД`)ノ
声を大にして叫ぶ。
ありがとうございました!会場からの帰り、
近くの佐世保バーガー屋さんで
キンチョロレモンがぐったりしていた。
手に汗握って見守りすぎたもよう。笑
人生何が起こるかホント分からんね。
と、ひしひしと感じるこの頃です。